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子ども支援団体レポート

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NPO法人ケアットの子育てCAFE

12月5日に、NPO法人ケアットが主催する「子育てCAFE」を見学してきました。
16歳以下の子どもを持つ親ならだれでも参加できるアットホームな場です。

この日は「前向き子育て」というテーマで、世界25カ国以上で実施されている親向けの子育て支援プログラム「トリプルP」の講師である白山先生をお招きしてセミナーが開かれました。

昔は家の中に3世代が揃っていて、子どもが生まれるとおばあちゃんがお母さんに子育てのいろはを教えていました。
今は核家族が当たり前になってしまって、子育てのスキルが伝承されなくなっています。

子育てを仕事に例えると、ブラックどころじゃない労働環境。

今日集まったお母さんたちは、子育てに関する様々な悩みを抱えていました。
「子どもはかわいいけど、急にぐずったりキレたり…子育ては総じて大変なことばかりだと感じている」
「外ではいい子なのに、家ではヤンチャ。どうしてこうなんだろう…と途方に暮れている」
でも、「じゃあどうすればいいのか」を自信をもって教えてくれる人はいません。

そこで「こうすればいいよ」という示唆を与えてくれるのがトリプルPです。
トリプルPは、子育てのストレスを減らし、誰もが楽しくやりがいを感じながら子育てできるようになるプログラムです。
プログラムを通して子どもの良い面に注目できるようになり、前向きな子育てができるようになります。

参加者には、前向きな子育てをするための5つのポイントと、たくさんのヒントが書かれたシートが渡されました。

【前向き子育てのポイント】
「安全に遊べる環境を作る」
「積極的に学べる環境を与える」
「一貫した分かりやすいしつけ」
「適切な期待感を持つ」
「親としての自分を大切にする」

白山先生が前向き子育てのポイントを一つひとつ丁寧に解説されていました。
トリプルPのシートに書いてあるヒントはどれも具体的で指示が明確です。
子どもの心の動きにも、親の心の動きにも寄り添った内容であるため、取り組みやすいと感じました。

ディスカッションの時間にはそれぞれの悩みや疑問が話し合われました。

今回のセミナーを企画したのが、NPO法人ケアットの岡本理事長です。
NPO法人として高齢者支援と障がい者支援に取り組む傍ら、ボランティアで子ども食堂やコミュニティカフェを運営するなど、地域福祉における社会課題解決を一手に引き受けているようなすごい方です。

子育てCAFEを主催したNPO法人ケアットの岡本理事長

こちらはNPO法人Triple P Japanの白山理事

子ども支援は、まず親育てから。子どもだけでなく、子どもをとりまく全ての環境を良くしていかなければ、子どもの幸せは望めません。
人のつながりが希薄になりつつある現代においては、孤独になりがちな親を支えてあげられる仕組みが求められているなと感じました。

この日の「子育てCAFE」は、BE KOBEミライ基金の助成を受けて実施されました。
BE KOBEミライPROJECTで集まったたくさんの人の想いがこういった場づくりに活かされ、めぐりめぐって子どもたちのより良い学びや成長につながっています。