BE KOBE Specialty Coffee コーヒーから生まれる物語【その2】 神戸の大学生たちが企画・開発したコーヒー とってもかわいいパッケージのBE KOBE Specialty Coffee。 一度飲んだことのある方は、簡単に淹れられる手軽さと本格的な味にきっと驚いたはずです。 かわいくて、手軽で、おいしい。……だけでなく、コーヒーを買うことで子ども支援にもつながる! そんな魅力いっぱいのコーヒーは、神戸を愛する大人たちと、未来をより良くしたいと願う神戸大学生たちから生まれました。 たくさんの「支えたい」という想いが重なって生まれたBE KOBE Specialty Coffeeの開発ストーリーをお届けします。 みんなで地域課題を解決するコーヒーを作ろう 2019年6月18日、神戸学院、甲南大学の学生ボランティア23名が集まり、オリジナルコーヒーを作るワークショップを行いました。 全3回のワークショップでバリスタ育成のプロ、ランドメイドの上野さんを講師に招いて、コーヒーの産地やテイスティング方法、抽出方法などを学び、最終的に自分たちでオリジナルコーヒーを作る、というものです。 おなじコーヒー豆でも、1分焙煎時間を長くするだけで、少し豆を挽く粗さを変えるだけで、味が大きく変化します。コーヒーをテイスティングの様子は、まるで理科の実験室のようでした。 ワークショップでは、私たちが何気なく飲んでいる低価格なコーヒーが、生産地の都合を無視した世界的な相場によって提供されている、という問題を学びました。 さらに、中間業者を挟まないことで生産地の適正な利益を確保する「ダイレクトトレーディング」という流通方法と、その手法によって得られたコーヒーの利益を用いて地域の子どもたちが通う学校を建設しているコーヒー業者の方の話を聞きました。 「これからは生産者と消費者が共に笑顔になれるコーヒーを選んでいきたい」 学生たちは珈琲学を通してたくさんの学びを得たようでした。